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【犬の避妊について】愛犬(♀)のために知っておいてあげたい避妊手術のこと

投稿日:2018年2月20日 更新日:

chouchou
今回の記事はペット業界20年以上の実績のある、大谷幸代さん(ペット食育指導士、青山ケンネルスクール認定トリマーA級ライセンス他資格取得)にお話を伺いました。
大谷さん
今や犬と暮らすうえで避妊、去勢手術をすることは常識や健康管理の一環の様にとらえられています。中には避妊、去勢手術は必ずしなければならない処置だと勘違いされている方もいます。
避妊手術は知名度が上がったことで、かえって深く情報を調べることなく済ませてしまう事もありがちなので、まずは愛犬のためにしっかりと内容を考えてあげましょう。

避妊手術は必ず済ませるべき?

トリミングショップやペットホテルを利用する時、ドッグランを利用する時、都度避妊、去勢手術の未済を確認されます。
そのため、飼い主様の中には「避妊手術がメス犬の健康上必須な処置なの?」「しないと病気になってしまうの?」「獣医さんから勧められたから」と軽い気持ちで手術を済ませている方もいます。

でも正しくは、避妊手術は健康管理上必須な処置ではありません。
この点は誤解の無い様にきちんと理解しておく必要があります。

避妊手術は健康な体から臓器の一部を除去する処置ですから、必ずしも健康面でなんの影響もないとはいいがたい処置です。
その為、動物病院、獣医師、ペット業界関係者の中でも賛否両論分かれる処置です。

ただ様々なペット関連サービスを利用するうえで、飼い主や店側にメリットが或ることは確かなことです。

避妊手術をするメリット

犬の発情の仕組みは、発情期を迎えたメス犬の特融の臭いを嗅ぐこと、感知することでオス犬が反応し、発情期を起こします。
その為、トリミングショップやペットホテル、ドッグラン、ペット同伴可能な施設など不特定多数の犬が同時に滞在する環境では、万が一、発情中の犬が来店してしまうと、途端にオス犬達が興奮状態になってしまいます。
発情によって興奮状態になってしまったオス犬は理性を失い、飼い主であっても抑え込むことは困難なほどです。
このようなトラブルを避けるために、店側は発情期前後、最中のメス犬の利用を断ります。
このような規約がある場合、

・旅行の予定をしていたが、ペットホテルを利用できない
・発情期が終わるまでトリミングを利用できない
・発情期の日程を管理しなければならない

などの手間がかかります。
この点は飼い主にとって大きな負担になります。
避妊手術をするということは、手術後はメス犬の発情期が来ない、起こらないということになります。
つまりいつでも、どこでも気軽に利用し、愛犬と一緒に外出できるようになるということです。

また多頭飼いをしていて、繁殖を希望していない場合、メスの発情期に合わせてオス、メスを別々の部屋で生活をさせ、散歩も別行動と発情期が終わるまで隔離生活をさせることになります。
それでさえ、屋外へ散歩に連れ出せば、他のオス犬を刺激してしまい、執拗に追いかけられることもあるでしょう。

またオス犬も同様で、必ずしもすべての犬が去勢を済ませているわけではありませんから、発情期のメス犬と遭遇してしまう事で、予定外の妊娠をしてしまうというトラブルもあります。

最近、ますます犬連れOKな施設が増えていますから、愛犬と余計な心配をせずにお出かけやレジャーを楽しみたいという場合は、避妊手術を済ませておくことが安全策と言えるでしょう。

避妊手術をするデメリット

避妊手術は、あくまでも健康な体から臓器を取り除く処置です。取り除く臓器は、繁殖を予定していない場合には不要な臓器という意見もあります。
ただ避妊手術を済ませることで、ホルモンバランスが乱れ、中高齢になってから様々な不調が起こることもあります。

多くみられる症状

・脱毛
・体重減少
・皮膚トラブル

など様々です。

中でも比較的脱毛症を発症するケースは多く、治療法も見つからないなかで洋服を着せる、食事療法をするなどの対処法がとられています。

避妊手術はいつ済ませるべき?

最近の傾向は避妊手術は生後半年ほどを目途に済ませることが推奨されています。

理由

・子宮が未発達な状態のままで取り除くほうがよい
・ホルモンの分泌が加速する前に処置をしたほうがいい
・体がまだ成長期の間であれば、傷の治りが早い

などの意見があるからです。

また手術には全身麻酔が必要になることから、若く健康なほうがリスクが少ないという理由もあります。
ペットとして共に暮らすうえで、繁殖を予定していない方も多くいることでしょう。

犬の長寿化が進む中で、子宮筋腫や子宮内膜症、子宮がんといった病気が多発する傾向があります。このような病気は中高齢になってから発症することの多い病気です。
ただ治療には相当な負担がかかる上に、費用も高額になります。これらの病気を予防するという意味でも避妊手術は効果があり、より早期の処置を推奨されているのです。

決心に迷った時はセカンドオピニオンを

若く、健康な体に手術を施すという事は、飼い主として躊躇することでもあるでしょう。手術をする際はかかりつけ医としっかりと話し合い、きちんと納得をしたうえで依頼をしましょう。
手術に関して疑問や不安が残る場合は積極的にセカンドオピニオンを活用してもよいでしょう。

手術の後は「術後服」がおススメです

術後に便利なのが「術後服」です。傷口を舐めたりしないようにカバーします。同じ役割として使われるエリザベスカラー(エリカラ)より運動の邪魔にならないので今人気です。サイズは超小型犬から大型犬までさまざまあります

こちらでもまとめています!

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