タレントの坂上忍さんの「坂上どうぶつ王国」では坂上さんの「王国建設」に向け動き出しました。動物好きで知られる坂上忍さん。殺処分ゼロのために犬の保護から始めたい・・・それが坂上どうぶつ王国の第一歩。というわけで今回は≪神奈川県動物保護センター≫に訪れた坂上さんが動物保護施設の現状をリポートしています。
もくじ
4年間殺処分ゼロ!≪神奈川県動物保護センター≫
神奈川県動物保護センターでは2018年現在、4年間動物殺処分ゼロという素晴らしい記録を持っています。以前はやむを得ず殺処分していた悲しい歴史もあるセンターですが、どのようにしてその記録を保っているのか?今でも毎日のように迷子・保護動物はやってきます。⇒殺処分ゼロから、その先へ(神奈川県HP)
マイクロチップから飼い主を探し出す
マイクロチップというものをご存知でしょうか?マイクロチップに登録者(飼い主)のデータを覚えさせてそれをからだに埋め込ませておけばマイクロチップリーダーに通すだけでどこの誰が飼い主か、などのデータを知ることが出来ます。
神奈川県動物保護センターではマイクロチップを埋め込んでから里親さんに引き渡しています。
もらい手が増えるようしつけをする
センターでは、しつけをしっかりしています。センターの職員がしつけが出来るようにまず研修を受けています。
ドッグランもあるのでしっかり運動しています。そしてお散歩も出来るようにしつけ、毎日お散歩で元気いっぱい。里親さんに引き渡された後もこのようにしていただいていると無理なく家庭で飼うことが出来ますよね。
そして、大事なのが「名前」です。名前を付けることで愛着を持つことが出来ます。
ボランティアとの提携
センターでは20団体のシャンプーボランティアのと提携があり月一回のシャンプーで保護されている動物たちはとても綺麗!
57団体の譲渡ボランティアさんの協力もあります。
お湯が出るので気持ちよくお湯でシャンプー!
そしてトリミングもしていただいています。このように綺麗に整えることで譲渡がスムーズに決まるのです。保護された当時はこんな状態の子もいるんです。トリミングもされず不潔な状態を放っておかれると毛玉になったり皮膚病になったり大変なことになります・・・。
悲しい現実も・・・
今では殺処分ゼロという素晴らしい記録のセンターですが以前はやむなく殺処分も行われていました。坂上さんもいやいやながら避けては通れないということでこのようなリポートも・・・。
坂上さんもショックを受けています。
2017年度の犬猫殺処分数は約4万匹というデータが。1日の殺処分平均は約110匹ということになるそうです。
今年の24時間テレビのテーマは「人生を変えてくれたひと」です。当時ペット同伴OKのバーを経営していた、現在、NPO法人【神奈川ドッグプロテクション】代表の菊池英隆さんの人生を変えてくれたひと(犬)は保 ... 続きを見る神奈川県ではこちらの団体も活躍しています!
【2018年の24時間テレビ】天才!志村どうぶつ園≪捨て犬ゼロ部≫神奈川ドッグプロテクションが紹介されました
収容された保護動物たちは保護当時はとてもきつい表情ですが、里親さんに引き渡されるときはとても柔和な表情になるそうです。
神奈川県動物保護センターのような取り組みが全国でも広がることを願います。
保護猫が急増!
実は今猫の保護が急増しているそうです。神奈川県動物保護センターでもすごい数の猫が保護されています。
犬の2倍以上ですね!
引き取られる数も多いです。先にもあったようにセンターで綺麗になり、引き取られる数もかなり多いので努力が実った形ですね!
センターで譲渡を待っている猫ちゃんたちはとても綺麗です!
多頭飼いによる飼育崩壊が問題になっています!
全国的に起こっている問題が「多頭飼いによる飼育崩壊」です。
避妊や去勢手術をせずに繁殖させてしまうのも原因です。避妊や去勢手術は飼い主の義務です。必要のない繁殖はやめるためにも飼いはじめたら避妊や去勢手術の計画を立てましょう!
番組で紹介!手作りごはん
番組では、保護犬を引き取って飼っていらっしゃる家庭の紹介もありました。そこではご飯は手作り!すごく豪華な手作りごはんでした。「うちでは犬のおこぼれを人間が食べています。」とのことでしたよ。
どうして保護犬ばかりを飼うのか?という坂上さんの問いに、ご夫婦は・・・
でもペットを飼うというのはそうなのかもしれない。坂上さんも大きくうなずいていらっしゃいました。
坂上どうぶつ王国の今後を期待したいですね!