
もくじ
犬ごはんを手作り!
尿路結石を患った現在6歳のダップーちゃんのために手作りご飯に挑戦しました。もともとカリカリフードは食いつきが良くないので、療法食の缶詰なども常備していていましたが、やはり数が必要になると費用が掛かります。だったら、安心安全の手作りごはんにしてみてもいいじゃないか?ということでとりあえず作ってみることにしました。もし、食いつきが良いようなら継続して作ることにします。
そんなに難しいレシピではないので誰でも作れる「手作りごはん」です。参考にしてみてください。
材料と作り方・出来上がり
(分量はうちの子用に調整しています。体型や食欲などでそれぞれ調整してください)
【材料】(分量は愛犬の状態に合わせて適宜調整)
●木綿豆腐・・・25g(一口大にくずす)
●かぼちゃ・・・25g(小さく切る)
●ゆで鶏ささみ・・・50g(食べやすくほぐす)
●片栗粉・・・2g(少量の水で溶かす)
●※だし汁・・・150ml
※だし汁・・・2Lの水に干しシイタケ1~2枚とだし昆布5センチ角1枚でだしを取ったもの
【作り方】
1.だし汁とかぼちゃ・鶏ささみを入れて柔らかくなるまで煮る(弱火~中火で5分くらい)
2.豆腐を食べやすくほぐして加えて煮る。
3.最後に水溶き片栗粉を入れてとろみをつけて出来上がりです。
数回に分けて食べます~
だしを取った後の干しシイタケを入れてもよかったな!と思いましたが、今回はとりあえずこの材料で作ってみました。次回は入れてみようキノコに含まれるβ-グルカンには、体の免疫機能を活性化させる働きがあり、シイタケ・しめじ・エリンギなどキノコであれば何でもOKだそうです。
今回の材料の栄養素と作用について
●鶏ささみ・・・動物性タンパク質
(丈夫な体を作り、抵抗力の強化)
●かぼちゃ・・・ビタミンC・E
(免疫機能をサポート、細菌やウイルス、感染症の予防。抗ストレス。活性酸素の除去・血行促進・老化防止。)
●豆腐・・・植物性タンパク質
(丈夫な体つくり、抵抗力の強化。大豆オリゴ糖で腸の消化吸収を助ける。)
緑黄色野菜を食べよう
緑黄色野菜はβ-カロテン・ビタミンCを含むものが多く、膀胱の粘膜に働いたり、結石が出来にくい状態を作るために食べるとよいそうです。
例)かぼちゃ・小松菜・赤ピーマンなど
食いつきはどうだったか?
普段のカリカリフードにかけてみました。最初、クンクン嗅ぐけど食べはせず、「あれ?嫌いなのかな」と思いました。犬は嗅覚が発達しているのでにおいに敏感です。いつもとは違うニオイに警戒していたのかな?甘いニオイや乳製品のニオイは好きみたいです。
しばらくするとゆっくり食べ始め、見事「完食」!おなかいっぱいになったためか、いつもより静か(笑)満足しているのがわかりました。おやつばかり食べたがってご飯を食べないときは何か物足りないのでしょうね。
ただ、よく食べたからといって、急に手作りごはんだけにするのはやめましょう。手作りご飯を始めるときに切り替えを急にすると消化不良を起こしてしまうこともあるので、始めは
手作りごはん:今までのフード=1:9
毎回材料を準備して作るのも時間がかかって大変。手際よく作るためには冷凍技も必要です。冷凍保存は3週間~1か月が目安です。次回からはまとめてつくって冷凍保存したり、工夫もしていこうと思います。
≪おやつに!≫犬用ヨーグルト「ちょーグルト」
通常のヨーグルトに比べ100倍の腸内有用細菌群(乳酸菌・酪酸菌など)を使用した、愛犬のおなかにやさしい腸内活性ヨーグルトです。以前、腸内細菌の状態があまり良くない、と指摘されたのでこちらを摂っています。おかげでおなかの調子もGOOD!

参考文献
今回のレシピや食材はこちらの本を参考にしました。人気のある本なので1冊持っておくと役に立つと思いますよ。
こちらでも違う視点でまとめました