【ネタバレ注意!】金曜ナイトドラマ「僕とシッポと神楽坂」（第2話）2018年10月19日放送分

金曜ナイトドラマ「僕とシッポと神楽坂」の内容レビューです。見逃してしまった方へ。今回は2018年10月19日放送分です。

「僕とシッポと神楽坂」（第2話）2018年10月19日放送あらすじ

湯船にゆっくりつかっている高円寺先生。それを覗く気配・・・。慌てて湯船のお湯を気配が感じる方へ！

高円寺家の女3人が「どうしたの？」と駆けつけますが、覗いていたのは3人ではないようです。
玄関には背広が濡れたスーツ姿の男性が・・・。

その男性は坂の上動物病院に向かう高円寺先生の後を追いかけています。

坂の上動物病院には妊娠した猫の飼い主が避妊手術をお願いしています。

飼い主の女性「さっさと避妊手術してください！」
高円寺先生「出来ません。生まれてくる命を絶つことはできません・・・。」
トキワ「診察料をいただきます」
飼い主の女性「何もしてもらっていないでしょう！」
トキワ「エコーなどしていますから！」

飼い主の女性が帰った後トキワは
「先生、しっかりしてください!診察料にはわたしのお給料も入っているんですから！」と高円寺先生に発破をかけています。

ある日、関東獣医師学会が開かれていました。
その会場の外では若い女の子がナルタウン動物病院の獣医師である田代と何やら話し込んでします。

女の子「以前よりはだいぶんよくなりました。でもまだ辛そうで・・・。あの、またすぐ診てもらえますか？」
田代「もちろんです。」

その会話を遮るように現れた東都獣医大の学生の堀川広樹が近づいてきて・・・
「あの・・・、田代先生ですよね！今日は先生のお話を聞きに来ました。いつも論文見ています。とても勉強になりました！」
「そうか、あれは・・・。」
と会話をしようとする田代の話を遮って自分の言いたいことを話し続ける堀川君。熱いです・・・。
田代「君、堀川君といったね。若者はそれくらい人の話を遮るくらいがいい。わたしが若いころは君の10倍は人の話を遮ったものだよ。」
田代先生、大人です(笑)

自覚のない堀川君は「ど、どういう意味ですか?詳しく教えてください！・・・」と詰め寄ります。う、うざい・・・。

堀川君は田代と一緒にいた女の子にも挨拶をします「こんにちは、堀川広樹です。」

田代「こちらは大沢香子さん。今日わたしが（学会で）症例を発表するジュリちゃんのオーナー(飼い主)さんだ。」

堀川君「よろしくお願いします。」

ジュリちゃんは12歳(メス)、骨肉種を患っているようです。ナルタウン動物病院でお世話になっているのです。

その学会では高円寺先生も症例発表をしました。ドタバタとなりながら、ペットと飼い主の心に治療、在宅ケアのことを発表しました。トイレで高円寺先生と一緒になった田代は「君の症例発表、よかったですよ。ところで、トキワさんはどうしてる？」と高円寺先生に話しかけます。田代はトキワが好きなので坂の上動物病院に勤め始めたトキワのことが気になるようです。

トキワと田代は学生時代からの知り合いで、トキワはその頃からまわりの男性に人気があったようです。田代は、トキワさんの旦那さんである獣医師の加瀬先生は、7年前、研修で行った南米で乗った飛行機が消息を絶ち、現在も行方不明であることを高円寺先生に伝えました。

そのことを知らなかった高円寺先生は驚きます。
・・・
田代「チャックを締めたまえ」
高円寺先生「あ・・・・。」

どうやら高円寺先生はチャックを締め忘れやすいようです(笑)

夜、友人でライターの名倉と食事をする高円寺先生。

高円寺先生「旦那さんのこと聞いていいと思う？」
名倉「当たり前だろ!お前、院長なんだから。よし、じゃあ俺が聞く!ライターとしてインタビューは腕の見せ所だからなー。」
「いいよ、おれが聞くから」「いや、俺が聞く」「いいよ」なんて揉めています。

そんな時、高円寺先生の家に、朝、高円寺先生の後を付けていた濡れたスーツの男性が訪ねています。高円寺先生のお母さん貴子が「あら！」と。知り合いなのでしょうか？

昼時の坂の上動物病院に豪華なお弁当を持ったすず芽が現れます。高円寺先生のことが好きなすず芽は一緒に働くトキワのことを気に入いらないようです。言い合いになる2人の間で高円寺先生は「とほほ・・・」といった感じ。

ジュリの骨肉種のこと

ナルタウン動物病院にジュリを連れて香子ちゃんと香子ちゃんのお母さん頼子がやってきています。
田代「このまま投薬治療を続けても転移の可能性がないとは限りません。断脚のことを考えてみては？」
頼子「断脚はしません。そんな可哀そうなこと・・・。ジュリは家族ですから」

研修に来ている堀川君が香子ちゃんを見つけます。「やっぱり香子ちゃんだ！」ジュリちゃんのことを聞きまくります。
堀川君「どうかした？話してみて。何か力になれるから。」
香子ちゃん「ジュリが最近治療が苦しいみたいで・・・。」

苦しむジュリ。
香子ちゃん「ジュリ大丈夫ですか?」
獣医師「大丈夫、副作用ですよ。」

「堀川さん、坂の上動物病院の発表、覚えてますか？」高円寺先生が在宅医療について学会で発表していたことを覚えていた香子ちゃんは治療中のジュリを連れて坂の上動物病院に連れて行ってしまいます。

症例発表会でジュリを見ていた高円寺先生はジュリを覚えていました「一度見たシッポ(※高円寺先生は動物のことをシッポと呼びます）は忘れないんです。」

香子ちゃん「高円寺先生、ジュリを見てください。お願いします。」
高円寺先生「はい。（？）」

トキワは田代と電話で話します。
田代「すぐにジュリちゃんを返してください」
トキワ「今日のところはうちでジュリちゃんを預かります。先生もセカンドオピニオンの必要性は提唱されていましたよね。」
田代「・・・わかりました。」

ジュリちゃんの診察をした高円寺先生は「つらいとは思いますが、断脚手術を考えた方がいいと思います。」と。
堀川君「待ってください!簡単に決めないでください。田代先生は香子ちゃんの要望に応えようと頑張っていたんです!香子ちゃん、ナルタウンに戻ろう！」
高円寺先生「ジュリちゃんはずっとつらい治療に耐えてきました。でも今、とても苦しいんです。その苦しみを少しでも取り除いてあげたい。断脚手術を行えば確かに脚を失います。それはご家族にとってとてもショックなこと。でもジュリちゃんにとっては脚を切れば痛みの原因がなくなりまた歩くことだって出来る。ジュリちゃんにとっての幸せとはなんでしょう。僕たちがジュリちゃんのために何が出来るか一緒に考えていきませんか？」

その夜、ナルタウン動物病院では堀川君が田代先生にそのことを伝えます。

大沢家では、香子ちゃんはお母さんに「これ以上抗がん剤以上続けてもジュリが可愛そう。お母さん、わたし、今のジュリの苦しみを取り除いてあげたい。在宅ケアをしたいんです。」
「香子が決めたなら何も言わないわ。その獣医さんのことを教えて？」
「高円寺達也先生っていうの。坂の上動物病院の先生。」
「？！」
お母さんがとても驚いています。どうやら香子ちゃんのお母さんと高円寺先生は知り合いのようですよ。しかも、ずっと昔から・・・。

ジュリの断脚手術と在宅ケア

香子ちゃん「わたし、ジュリの生きる支えになりたいんです。」
高円寺先生「香子ちゃんの気持ちは受け取りました。頑張ります。」

高円寺先生により、ジュリちゃんの断脚手術が始まります。心配した堀川君もやってきます。

ジュリちゃんの手術は無事終了しました。今日から在宅ケアの始まりです。

後日、ジュリの往診のため、大沢家へやってきた高円寺先生とトキワ。庭にいる男性に高円寺先生が話しかけます。
「本田さん？」
「達也坊ちゃん、ご無沙汰しています。」

高円寺先生「本田さんは僕の父の運転手さんだったんです。父がたまに家に帰ってくるときはいつも一緒で・・・。」
トキワ「たまに？」
高円寺先生「僕の母は神楽坂の芸者だったんです。父はこんな家で暮らしていたんですね。香子ちゃんっていう孫までいて。」
トキワ「じゃあ、香子ちゃんは・・・。」
高円寺先生「僕の姪っていうことですよね。本田さんに最後に会ったのは・・・父の葬式の時だったかな・・。」
トキワ「ひとつ聞いていいですか？お父さんがいない生活、寂しくなかったですか？」
高円寺先生「寂しくなかったですよ。僕には母さんがいたから・・・。」

香子ちゃんのお母さん頼子と高円寺先生は異母兄弟なのでした。

その日の夜、高円寺先生の家では

（高円寺先生の母）貴子「症例発表会っていうの？あれで本田さん、達也が戻ってきたのを知ったんだって。」
高円寺先生「それで僕の周りうろついてたのか。気持ちわる・・・。」
貴子「あのひと昔からのぞきと盗み聞きが趣味だったからね(笑)」
高円寺先生「母さん、父さんと一緒に暮らせなくて寂しくなかった？」
貴子「どうしたの急に。全然寂しくなかった！あんたがいたからね。」

ジュリは車椅子を付けて、少しづつ歩けるようになってきました。経過は順調のようです。

突然の別れ

ある夜、ジュリの容体が急変。高円寺先生とトキワは急いで大沢家へ。ジュリとの突然のお別れがやってきました。「ジュリ、ジュリ・・・」

夜が明け、高円寺先生とトキワが外に出ると綺麗な虹が出ていました。

エンディング

堀川君はナルタウン動物病院で研修することになったようですよ。坂の上動物病院では相変わらずトキワとすず芽が言い争っています・・・(笑)

第2話（完）

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⇒僕とシッポと神楽坂