2018年6月14日あさイチで放送されました
家族になろうよ「ペットと出会うもう一つの道」のご紹介です。これからペットを飼おうとかな、と思っている人、すでに飼っている人も、是非「保護動物問題」について知ってもらいたいと思います。
今回は保護犬・保護猫がメインで紹介されていました。(福島県:SORAアニマルシェルター)
もくじ
ペットショップで売られる動物より保護動物の方がはるかに少ないということ
毎年60万匹以上の方ががペットショップで購入されてます。それに対して保護犬・保護猫などの保護動物(殺処分対象)は6万匹弱というデータが出ていて、数字上では、ペットショップで買わずに保護された犬・猫を飼えば、保護動物はすべて救われる計算になります。
SORAアニマルシェルターさんでは保護動物を家族に迎えるうえでいくつかの注意点があります。これはどこの保護動物団体でも同じような感じです。
●何回かは通ってもらうこと。
●トライアルの前に仲良くなること。
●自宅に連れてかえって1か月トライアル期間がある(相性を見るため)
相性が合わないとシェルターに帰りたくなって、脱走してしまうこともあるそうです。

⇒飼い方とか扱いを教えます。勉強・アドバイスもします。ということですので安心です。
現在の保護動物一覧が見れます(全部ではありません。NHKでの取り扱う掲載のみです)⇒NHK「家族になろうよ」HP
これは、あくまで入口です。ここから相性を見てうまくいけば譲渡まで行きますが途中で断られることもあります。譲渡費用も(保護団体によって違いますが)多少かかります。今までかかった医療などの負担です。不当な請求ではありません。もし「怪しいな?」と感じる保護団体からは譲渡はしないでください!
わたしもペットショップから購入した飼い主の一人です
親猫・親犬が命を作っている。そして命を売っている。安易に飼って安易に捨てるという現象が起きている。
わたしも数年前、ペットショップからペット(犬)を買った飼い主の一人です。単純に「保護動物活動」というものを知らなかったのです。知っていればもしかしたら保護犬と出会っていたかもしれません。
そう、「知らなかった」という方はたくさんいると思うのです。知っている人にとっては当たり前で常識なのですが「知らない人」にとっては青天の霹靂なのです。だからこそ「動物保護活動」について知ってもらいたい、お知らせしなくては、という思いが生まれました。
安易に飼って安易に捨てる飼い主がいなければこのような問題は起こりません。しかし、実際その行為を止めることは難しいのが現状です。
「ペットショップでペットを買わないで!」
また、ペットショップで販売する子犬・子猫を産むための「親犬・親猫」が存在し、その「親犬・親猫」も産めなくなれば悪徳なブリーダーから捨てられて「保護動物」となってしまいます。
保護動物活動をしている方々は「ペットショップでペットを買わないで!」といいます。需要があるから供給が成り立つ。悪徳なブリーダーが廃れないのです。
美談や正義を振りかざすつもりではありませんが、「動物保護活動」というものがあり「保護動物」がいる、ということを「知る」ことで大きな力に変わるのではないかとも思います。
もし今ペットを飼いたい、と思っている方は「保護動物」を選ぶという選択肢も加えてみてください。ただ、簡単なものではありません。生まれたての子の方が躾も覚えやすいし、癖もないかもしれません。簡単に「保護動物」を選ぶのが正解、というわけではないということも理解しておいてください。